1.はじめに 書き始めの経緯や想い
緒川げんき保育園が開園したのは、平成27年4月1日です。
皆様のご協力により早いもので10年目を迎えることが出来ました。
そこで10年目を迎えるのに当たり、平成29年5月より保護者向けに毎月発行していた”保育園への思い”をここに整理し原点回帰も含めまとめる事と致しました。
一部あいさつ文等の削除や参考資料の追加、現時点での保育の想いを追記させて頂きました。
<移住から保育園へ>
私たち夫婦が平成25年に、小学校の廃校利用と高齢者がともに支え合い暮らすシェアハウスで、村おこしをしようと移住をして来て3年目の事でした。
地元の上小瀬保育園が突然閉園する事となり、地元の方より私たちに引継いで欲しいとの依頼が閉園4か月前にありました。
一瞬の戸惑いは在りましたが、閉園によって45名の園児や15名の職員の事を考えると、”義を見てせざるは勇無きなり”という事で快諾しました。
それからの4か月は、保育園認可申請の書類作成、改築工事、手作り机イスなど、工事の手伝いや作業(本職は電気工事業)に明け暮れる日々でした。
大工さんなどは、2月の寒い中泊まり込みで、朝8時から夜8時まで連日作業し、4月1日開園当日の夜中3時にやっと工事が終わっって帰っていきました。
さて、私たち夫婦は、24歳で結婚し6畳二間のアパートで起業し、36年間にわたり幾つかの会社を経営して来た事も有り、困難は予測されましたが全力で取組む決意でやろうと夫婦で話し合いスタートしました。
もともと、私たちは青少年の関わる活動30年以上に渡り積極的に参加しており、幼児教育の重要性は十分に理解していました。
(主任児童委員、ボーイスカウト、PTA、スポ少、ジュニアリーダー育成、ユニセフCISV 等)
現在、少子化が叫ばれる中、開始当初の2倍の園児数と職員数の保育園に成長できた事は
ひとえに保護者のご協力と職員の努力のおかげと感謝しております。
資料中の疑問点や質問など何なりとお問合せをいて抱ければ幸甚です。
不慣れな故、誤字脱字等の不備はお許しください。
令和6年9月吉日
引場昭仁 謹書
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